シニア犬の食いつきが落ちたときのフード選び【モグワン シニア半年実録】

うちのふく(メス・6歳)は、5歳を過ぎたあたりから明らかに食いつきが落ちました。手作りごはんに切り替えて2年ほど経ったタイミングで、忙しい平日のために「ベースになる安心できる総合栄養食」を探していて、モグワンのシニア用を半年試した記録です。

私は獣医ではないので「これがベスト」みたいな話はできません。あくまで久保家の柴犬2頭(ふく6歳・あん2歳)で半年使った体感です。

なぜモグワン シニアを選んだか

候補は3つありました。通常版モグワン、ミシュワン、和漢みらい。最終的にシニア用モグワンに決めた理由は、6歳柴犬の代謝に合わせてカロリーを抑えつつ、関節サポート成分(グルコサミン・コンドロイチン)が標準で入っていたことです。ふくは6歳でジャンプが少し鈍くなっていて、関節ケアを意識し始めた時期でもありました。

半年使って良かった点

1. 食いつきはちゃんと戻った

これは正直、効きました。それまで手作りベース+市販フードトッピングで食べムラがあったふくが、ぬるま湯ふやかし無しでも8割完食する日が増えました。あん(2歳・オス)はもともと何でも食べる子なので参考になりませんが、ふくの変化は明らかでした。

2. ウンチの状態が安定した

切り替え後3週間ぐらいで、便の硬さが安定しました。これは個体差が大きいので一概には言えませんが、うちのふくはお腹がやや弱めで、市販の中堅フードだと軟便になる日があったのが、モグワンに変えてからほぼ無くなりました。

3. 粒が小さくて柴犬の口に合う

通常版より少し小さめの粒で、ふくが噛み砕きやすそうにしていました。早食い対策にはなりませんが、6歳の歯の状態を考えると優しい設計です。

気になった点・弱点

正直に書きます。

値段が高い

これが最大のネックです。1.8kg袋で約6,000円(税込)。ふくの1日量だと約2週間で1袋なので、月10,000円前後のペース。手作り併用でなければさらに増えます。「シニアになるから」という理由だけでは選びにくい価格帯だと思います。

1.8kg袋しかない

大袋(3kg等)が無いので、多頭飼いだと回転が早すぎて買い続けるのが大変です。うちは2頭ですが、ふくがメインで食べる前提でも在庫管理が地味に面倒でした。

あんには合わなかった

これが一番リアルな話で、あん(2歳)はシニア用なのでそもそも対象外なんですが、試しに少量混ぜたら下痢気味になりました。年齢に合わせた配合を無視してはいけない、という当たり前のことを学びました。

開封後の風味劣化

無添加・酸化防止剤控えめの設計のため、開封後3週間を超えると香りが弱くなります。1.8kg袋を1ヶ月以上引っ張る使い方には向きません。密閉容器+冷暗所保管+3週間で使い切るペースが必須です。

ミシュワン・和漢みらいと比べてみると

モグワンシニアを選ぶ前に、同価格帯で比較した2候補についても触れておきます。

ミシュワンはモグワンより価格がやや抑えめで、私は「ふくにどちらが合うか」を1週間ずつ交互に試しました。詳しくはミシュワン vs モグワン徹底比較に書いていますが、食いつきはほぼ同等でした。決め手になったのは、グルコサミン・コンドロイチンがシニア用モグワンには標準で配合されていた点です。ふくが6歳でジャンプが鈍くなり始めていたので、関節サポートを優先した判断です。

和漢みらいは、関節ケアより「全身の免疫サポート」が目的のフードという印象で、当時の調査では関節への直接的なサポート成分という点では薄いと判断しました。今後、関節よりも全身の老化サインが気になる時期が来たら候補に入れようと思っています。

こんな柴犬に向いている・向いていない

半年使ってみて、合う犬と合わない犬のパターンが見えてきました。

向いていると感じたケース:

  • 6〜7歳以降でシニア期の入り口にいる柴犬(ジャンプが少し鈍くなった、運動後の疲れが目立ってきた等)
  • 体重管理が必要な子(低カロリー設計で過体重を防ぎやすい)
  • チキン・サーモン系が好きな偏食ぎみの子
  • 関節ケアを意識し始めた時期(グルコサミン・コンドロイチン配合)

向いていないと感じたケース:

  • 2歳以下の若い犬(シニア用の栄養バランスは若い犬の運動量に足りない可能性あり)
  • 月のフード代をできるだけ抑えたい家庭(1.8kg袋のみで高コスト)
  • 複数頭飼いで大袋のコスパが欲しい家庭(大袋ラインナップなし)
  • チキン・サーモンアレルギーの犬

うちはあん(2歳)には与えていません。シニア用の低カロリー設計は若い犬に不向きで、少量試した際も下痢気味になりました。年齢に合ったものを選ぶのが基本です。

半年使った結論

ふくの場合、メインフード50%+手作り50%の配分でモグワンシニアを使うという運用に落ち着きました。100%モグワンだと月のフード代が痛いのと、手作りで足りない栄養素を補う「保険」として位置づけると気持ち的にもラクです。

「これにすれば必ず食欲が戻る」とは言えません。ふくがたまたまチキン+サーモンの香りが好きだっただけかもしれません。柴犬は嗜好が個体差大きい犬種なので、最初は小袋orお試しサイズで試すのを強くおすすめします。

実は途中でやめた時期があった

価格の高さに根をあげて、3ヶ月目に一度やめました。代わりに試したのは国内メーカーの同価格帯のシニアフード。

結果、ふくの食いつきが落ちました。最初の1週間は完食していたのに、2週間目から少し残すようになって。「ふくに合わなかっただけかも、コスト重視で正解かも」と思いながら1ヶ月続けましたが、モグワンに戻した翌日から完食に戻りました。

個体差があるので「モグワンでないとダメ」とは言えません。ただ、嗜好性の高さは本物だと実感した体験でした。価格に悩んでいる方は、一度別のフードを試してから戻してくる、という比較をしてみるのも判断材料になると思います。

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よくある質問

Q: モグワンシニアは何歳から与えていい?

A: 公式では7歳以上が対象です。ふくの場合は6歳後半から「動きがやや鈍くなってきた」と感じた頃に切り替えました。明確な境界線はなく、「シニアかも?」と感じ始めたらかかりつけ医に相談しながら検討するのが自然な流れだと思います。

Q: 柴犬(体重9〜11kg前後)にモグワンシニアは合う?

A: ふくは10kgで、1日80〜90g程度を目安にしています。粒が小さめなので柴犬の口には合っていました。ただし体重別給与量は公式ページで確認し、最初は少量から切り替えるのをおすすめします(急な変更はお腹に来やすい)。

Q: モグワンのシニア用とレギュラー版の違いは?

A: 主な違いは3点。①カロリーが低め(シニアの代謝に合わせて消費量が落ちる分を調整)②グルコサミン・コンドロイチン配合(関節サポート)③消化しやすい設計。チキン+サーモンの食いつき設計は同じです。若い犬に与えるとカロリーが足りなくなる可能性があるため、年齢に合ったものを選ぶのが基本です。

まとめ

  • 食いつき・便の状態・粒サイズは6歳柴犬に合っていた
  • 値段と袋サイズは弱点。手作り併用前提で考えると気がラクになる
  • シニア用なので若い同居犬には与えない
  • 開封後3週間で使い切るペース管理が必須

ふくは今7歳目前ですが、モグワンシニア+手作りの併用で体重も維持できています。獣医ではないので個別の判断はかかりつけ医に相談してください。柴犬は不調を隠す犬種なので、フード切替期は便と食欲の観察を普段より細かくすることをおすすめします。

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この記事を書いている人

久保里奈(くぼ りな・39歳)
神奈川県逗子市在住のフリーランスデザイナー。 柴犬「ふく(メス・6歳)」「あん(オス・2歳)」と暮らしています。 柴犬専門で10年、咬みつき癖や手作りごはんの試行錯誤の記録を綴っています。

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タグ: #ドッグフード#老犬食#ふくの記録