柴犬の誕生日に毎年やっていること — ふくの6年分の記録
ふくは毎年4月に誕生日を迎える。今年で6歳になった。
最初の誕生日(1歳)は何もしなかった。「誕生日は人間のものだし、犬には関係ない」と思っていた。でも1歳を過ぎたころから、自分の中で何かが変わった。
毎年「今年も来たな」と思うようになった。誕生日が近づくと、去年との変化を意識する。ふくが走るスピードが変わった、顔が少し落ち着いた、昼寝の時間が増えた。誕生日が「時間の経過を確認する日」になっていった。
最初にやったのはチョコレート
2歳の誕生日に、友人から「犬の顔を印刷したチョコを作れるサービスがあるよ」と教えてもらった。DECOチョコというサービスで、チロルチョコのサイズのチョコにペットの写真を印刷できる。
これは「食べて終わり」だが、その儚さが逆によかったりする。
3歳からはグッズを作り始めた
チョコは消えてしまうので、何か残るものをと思って試したのが、写真からオリジナルグッズが作れるサービスだった。
うちで作ったのは、マグカップ・スマホケース・エコバッグの3種類。一番使っているのはマグカップで、毎朝の定番になった。スマホケースはあんが来たときに2匹並びのものに作り直した。
グッズ系の弱点は、写真の画質によって仕上がりが変わることだ。最初に頼んだマグカップは、スマホで撮ったそのままの写真を使ったら少し粗かった。今は誕生日用の写真は少し光の当たり方を意識して撮るようにしている。
あんが来てから増えた
4歳のとき(あんが我が家に来た年)、「2匹一緒に残す」という動機が加わった。誕生日のタイミングで毎年「2匹の写真」を撮るようになった。
あんはまだ2歳で、ふくと並んだとき目線がばらばらで、いい写真を撮るのがとても難しい。ふくは「座れ」「待て」が完璧にできるが、あんはまだ動いてしまう。2匹が同じ方向を向く奇跡的な瞬間を、毎年誕生日の前後2週間で必死に狙っている。
毎年続けてみてわかったこと
6年続けて気づいたのは、「形に残るかどうか」より「毎年続けること」のほうが大事だということだった。
チョコは食べて消える。でも「今年も作った」という記憶は残る。マグカップは毎朝使うから、「ふく3歳のとき」という時間がずっとそこにある。フォトブックは手元に置いてあるから、いつでも開ける。
残り方が違うだけで、どれも「あのときを意識した」という記録になる。
来年のふくは7歳
来年の誕生日、ふくは7歳になる。シニア期に入る年だ。「来年も同じことができるといいな」ではなく、「来年も確実にやる」と決めている。
毎年4月になると、「今年のふくをどう残すか」を考える。それが今の誕生日の意味になっている。
よくある質問
Q1. 犬の誕生日って、何歳から祝うのが普通ですか?
これは家庭によって本当に違うと思います。我が家は1歳の誕生日は何もせず、2歳から少しずつ始めました。逆に「迎えた日から毎年やる」というお宅もあれば「シニアになってから始めた」というお宅もあります。共通して感じるのは、「形式より続けることが大事」という感想です。1回やって満足するより、小さくても毎年続ける方が記録としての価値が出ます。
Q2. 犬が食べられる誕生日ケーキはどこで買えますか?
犬用ケーキ専門店(ペットケーキ・ワンケーキなど)の通販、または都市部のペット可カフェで取り扱っています。我が家ではDECOチョコを「家族用」として注文し、ふく本人には別途、犬用のヨーグルトケーキ(鶏ささみベース)を獣医推奨のレシピで自作しています。市販品を選ぶ場合は「砂糖・チョコレート・キシリトール不使用」を必ず確認してください。
Q3. 2匹の写真を上手に撮るコツはありますか?
我が家で半年かけてたどり着いたのは、①おやつを2匹の真ん中(カメラの上)に持つ、②床に座って犬と目線を合わせる、③ピント合わせは「先住犬の目」基準に固定、の3つです。それでもうまくいかない日が多いので、誕生日前2週間を「撮影シーズン」と決めて何十枚も撮るようにしています。完璧な1枚を狙うより、数で勝負する作戦です。
Q4. グッズを作るときの写真サイズの目安はありますか?
業者によって違いますが、スマホで撮るなら「3000×3000ピクセル以上」を目安に意識しています。最近のスマホなら標準カメラで十分この解像度が出ますが、ズームを使うと一気に粗くなるので「足で動いて寄る」のが基本です。マグカップやエコバッグなど印刷面積が大きいものほど、写真の解像度の差が仕上がりに出ます。
Q5. シニア期に入ってからの誕生日は何を意識すればいいですか?
我が家はまだ来年が初めてのシニア誕生日ですが、知人の柴犬飼いに聞いた範囲では「過度なイベント感を出さない」「いつもより少しだけ長めの散歩」「健康診断の予約を誕生日週に入れる」あたりが定番のようです。シニア期は心身の負担を減らすことが優先なので、賑やかさより「毎年確実に記録を残す」方向に寄せるのが現実的だと思います。
ふくの誕生日に毎年記録している3つの項目
参考までに、私が毎年4月の誕生日にスマホメモに残している項目を共有します。
①体重と体型写真(正面・横・上から3カット)。獣医で測った体重は記録に残しているのですが、自分でもメモするようにしています。6歳の時点でふくは8.9kgで、1歳半のピーク時の9.4kgから0.5kgほど落ち着いた感じです。
②好きなおやつ・嫌いなものリスト。これが毎年微妙に変わります。3歳までは無条件で好きだったジャーキーが、5歳から「気分による」になりました。シニア期に向けて嗜好の変化を追っておくと、フード選びの参考になります。
③その年の散歩コース定番3本。逗子の地形と季節で年ごとに微調整しています。「ふく6歳の年は田越川コース・披露山下コース・小坪上ルートが定番だった」と記録に残しておくと、後で読み返したときの臨場感があります。
「写真集にしない一冊」も作っている
最後にひとつ補足です。誕生日には毎年「写真を貼らない手書きノート」も1冊書いています。
A5のリングノートに、その年のふくの「印象的だった出来事」「失敗した育児」「困っていること」を3〜5ページだけ書く、というルールです。文字だけなので30分もあれば終わります。
写真は記録としては優秀ですが、「その時の感情」を残すのは文字のほうが向いていると感じています。「ふく3歳のとき、初めての災害時にケージから出てこなくて、私が一晩中ケージの横で寝た」みたいな話は、写真には残らないのです。
これも誕生日のルーティンに組み込んで、もう4冊溜まりました。グッズや写真集と違って外には見せませんが、私とふくとあんの一番大事な記録になっています。
Q. 犬の誕生日は何歳から祝い始めるのが一般的ですか?
家庭によって本当に様々です。我が家は1歳の誕生日は何もせず2歳から少しずつ始めました。「迎えた日から毎年」というお宅もあれば「シニアになってから始めた」というお宅もあります。共通して感じるのは、形式より続けることが大事という点で、1回やって満足するより小さくても毎年続ける方が記録としての価値が出ます。
Q. 犬が食べられる誕生日ケーキはどこで買えますか?
犬用ケーキ専門店の通販や都市部のペット可カフェで取り扱っています。我が家ではDECOチョコを家族用に、ふく本人には犬用ヨーグルトケーキを獣医推奨レシピで自作しています。市販品を選ぶ際は砂糖・チョコレート・キシリトール不使用を必ず確認してください。判断に迷う食材があればかかりつけ医に確認するのが安全です。
Q. 柴犬2匹を並べて写真を撮るコツはありますか?
おやつを2匹の真ん中(カメラの上)に持つ、床に座って犬と目線を合わせる、ピント合わせは先住犬の目に固定する、の3点が半年かけてたどり着いた方法です。それでもうまくいかない日が多いので、誕生日前2週間を「撮影シーズン」と決めて何十枚も撮って数で勝負しています。
Q. 犬のオリジナルグッズを作るときの写真解像度の目安は?
スマホで撮るなら3000×3000ピクセル以上を目安に意識しています。ズームを使うと一気に粗くなるので「足で動いて寄る」のが基本です。マグカップやエコバッグなど印刷面積が大きいものほど写真の解像度の差が仕上がりに出るので、誕生日用の写真は光の当たり方を意識して撮るようにしています。
Q. シニア期に入った犬の誕生日は何を意識すればいいですか?
我が家はまだ来年が初めてのシニア誕生日ですが、知人の柴犬飼いに聞いた範囲では「過度なイベント感を出さない」「いつもより少し長めの散歩」「健康診断の予約を誕生日週に入れる」あたりが定番のようです。賑やかさより「毎年確実に記録を残す」方向に寄せるのが現実的だと思います。
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この記事を書いている人
久保里奈(くぼ りな・39歳)
神奈川県逗子市在住のフリーランスデザイナー。
柴犬「ふく(メス・6歳)」「あん(オス・2歳)」と暮らしています。
柴犬専門で10年、咬みつき癖や手作りごはんの試行錯誤の記録を綴っています。
タグ: #誕生日#記念日#グッズ#ふくの記録