柴犬の首輪とハーネスの選び方【引っ張り・皮膚負担を考えた正解】
ふくを迎えた最初の年、首輪を選んだ基準は「かわいいから」だった。赤いチェックのシンプルな布製首輪で、6kg程度だったふくの首に通して、リードをつけて初めての散歩に出た。
10分で後悔した。ふくは首輪に違和感があるのか、地面に鼻をこすりつけるように歩いて、時々前足で首元をかく動作をした。リードを引っ張ると首が締まる感覚が嫌そうで、散歩のたびに途中で立ち止まっては首輪を外そうとするような素振りを見せた。
首輪だけで散歩を続けたのは1年間。その失敗を経てハーネスに変えて、さらに2年かけて今の選び方に辿り着いた。
首輪の失敗 — サイズと素材のこと
最初の失敗は2つあった。ひとつはサイズが少し緩かったこと。もうひとつは、首輪の内側に縫い目があるタイプで、そこがふくの毛に絡まっていたことだ。
内側の縫い目は、手で触るとわかるが見た目ではなかなか気づかない。ふくが首をかく動作が続いたのでかかりつけ医に相談したところ、首輪を外したら首の根元に少し毛が薄くなっている部分があって、「素材か縫い目が合っていない可能性がある」と言われた。
それからは首輪を選ぶ時、内側の仕上げを必ず確認するようになった。縫い目が外側にあるか、内側がフラットな素材になっているかが選択基準のひとつになった。
ハーネスに変えた理由
1年目の終わりごろ、ふくは引っ張り癖が強くなっていた。首輪でリードを引っ張られると首への負荷が集中するので、「このまま続けていいのか」と思い始めた。
かかりつけ医に相談したら、「引っ張り癖がある間は、首への負担が少ないハーネスが無難です」とアドバイスをもらった。完全に引っ張り癖が直るまでハーネスを使い、落ち着いてきたら首輪に戻すか、状況に応じて使い分けるのが一般的だということだった。
ハーネスに変えてからの変化は思ったより大きかった。首が締まる感覚がなくなったからか、ふくが散歩で突然立ち止まって動かなくなる回数が減った。完全に引っ張りがなくなったわけではないが、私の肩への負担は明らかに減った。
道具選びに少しこだわるようになったきっかけ
あん(現在2歳)を迎えた後、散歩用品を2匹分揃えるタイミングで、それまで「機能重視・見た目は後回し」だった選び方を少し変えた。
逗子の田越川沿いを2匹連れて歩くと、すれ違った方に「かわいいですね」と声をかけてもらうことが増えた。柴犬を2匹連れていれば注目されるのは当然だが、せっかくなら散歩グッズも統一感があった方がいいと思い始めた。
デザインにこだわったペット用品を探していたときに知ったのがウルフギャングマン&ビーストだった。LAのブランドで、首輪・ハーネス・リードがシリーズで揃うので、ブランドをひとつ決めれば見た目が統一できる。
あんのハーネス選びで気づいたこと
あんはふくより体が小さく(現在4.5kg)、ハーネスのサイズ選びが難しかった。最初に通販で購入したものがやや大きくて、散歩中に少しずれる感覚があった。
柴犬のハーネスサイズは、「胴回り」と「首回り」の両方を測ってから選ぶ必要がある。体重だけで選ぶと合わないことがある。あんは胴が細め(首回り26cm・胴回り38cm)なので、ブランドのサイズ表で両方の数値を確認してから注文するようにした。
ふく(現在9kg・首回り33cm・胴回り50cm)はMサイズでぴったりだったが、犬によって体型の差があるので、自分の犬のサイズを測ることをおすすめする。
リードは長さで使い分ける
首輪・ハーネスと一緒にリードの話も書いておく。うちは場所によって使い分けをしている。
- 田越川沿いや公園(開けた場所): 1.8mのロングリード。ふくが走れる余地を残す
- 住宅地や人が多い道: 1.2mのショートリード。すれ違い時の制御がしやすい
柴犬は急に走り出すことがあるので、リードが長いほど急発進時に対応しにくくなる。特にあんは若くて突発的に動くので、住宅地ではショートで管理している。
まとめ
- 首輪は内側の仕上げ(縫い目・素材)を必ず確認する
- 引っ張り癖がある間は首への負担が少ないハーネスが無難(かかりつけ医に相談)
- サイズは体重だけでなく首回り・胴回りを実測してから選ぶ
- 複数匹いる場合、ブランドを統一すると見た目がまとまる
- リードは場所に応じて長さを使い分ける
散歩グッズの選び方は、犬の体型・年齢・引っ張り癖の度合いによって変わります。私は獣医ではないので、皮膚トラブルや体への負担が気になる場合は必ずかかりつけ医に相談してください。
Q. 犬の首輪とハーネスはどちらがいいですか? 引っ張り癖がある間は首への負担が少ないハーネスが無難です。かかりつけ医に相談した上でハーネスに変えてから、散歩中に急停止する回数が減りました。
Q. 犬の首輪を選ぶ時のチェックポイントは何ですか? 内側の仕上げを確認することが重要です。縫い目が内側にあるタイプは毛が絡まって皮膚トラブルの原因になることがあります。
Q. ハーネスのサイズはどう選べばよいですか? 体重だけでなく首回りと胴回りの両方を実測してから選ぶことが大切です。柴犬は個体によって体型の差があるため、必ずサイズ表の両方の数値を確認してください。
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この記事を書いている人
久保里奈(くぼ りな・39歳)
神奈川県逗子市在住のフリーランスデザイナー。
柴犬「ふく(メス・6歳)」「あん(オス・2歳)」と暮らしています。
柴犬専門で10年、咬みつき癖や手作りごはんの試行錯誤の記録を綴っています。
タグ: #首輪#ハーネス#リード#ふくの記録#あんの記録