和漢みらいのドッグフードを試した話 — シニア準備期のふくに
ふく(6歳メス柴犬)が5歳を過ぎたあたりから、私は「シニア準備期」をどう過ごすかを考え始めました。8歳・10歳になってから慌てるのではなく、6〜7歳のうちから体に優しいフードに少しずつ慣らしておきたい。そう思って試したのが、和漢素材を取り入れた「和漢みらいのドッグフード」です。
獣医ではないので「効きました」みたいな話はできません。2ヶ月試した観察記録として読んでください。
なぜ和漢みらいを選んだか
きっかけは犬友のママさんに勧められたことでした。彼女の柴犬(11歳)が体調管理目的で長く使っていて、「うちの子は皮膚の調子が良くなった気がする」という話を聞きました。
調べてみると、和漢素材(山査子・なつめ・霊芝など)を配合したフードで、シニア期の体調管理を意識した設計になっていました。市販のシニアフードとは少し違う方向性で、興味が出たんです。
切替方法(失敗した話含む)
最初の1週間は、それまでのモグワンシニア80%+和漢みらい20%で混ぜスタート。これは正解でした。
ところが2週目に「もう慣れただろう」と一気に和漢みらい70%に増やしたら、ふくが軟便になりました。フード切替は常に2週間以上かけて段階的に、というのを改めて学びました。3週目から再度ゆっくり増やして、5週目に和漢みらい100%に到達。
2ヶ月使った観察
正直に書きます。劇的な変化はありませんでした。ただ、地味な変化はいくつか感じました。
1. 食いつきは普通
モグワンほどの「香りで誘う」設計ではないので、最初の数日はやや残しました。ぬるま湯ふやかしで対応してからは安定。香り重視のふくにはやや物足りなそうでしたが、許容範囲。
2. 便の状態は良い
切替期の軟便を乗り越えてからは、便の硬さ・色とも安定しました。これはモグワンシニアと同程度の安定感です。
3. 体重がわずかに減った
2ヶ月で200gほど減りました(11.2kg→11.0kg)。和漢みらいのカロリー設計が我が家の運動量+量にちょうどよかったのかもしれません。標準体重なので問題は無いですが、気になる方は給餌量を毎週見直すといいと思います。
4. 「皮膚や毛艶への効果」は私には判定不能
正直、これは2ヶ月では分からなかったです。1年単位で観察しないと、季節要因(春の換毛期等)と区別がつかない。「効いた」と書いている飼い主さんは長期使用の方が多い印象です。
弱点
- 値段がさらに高い:モグワンシニアより1割ほど高い
- 香り控えめ:食いつき重視の子にはひと工夫(ふやかし・トッピング)必要
- 入手経路が限られる:近所のペットショップでは見たことがなく、ネット購入前提
- 切替期に軟便リスク:他のヒューマングレードフードより私は軟便になりやすかった印象
同居猫がいる家庭への補足
我が家には犬2頭と猫1匹がいます。猫のごはんはまた別問題ですが、和漢素材系のフードは犬専用設計なので、猫には絶対与えません(必須栄養素が違うため)。猫用は別途ヒューマングレード帯のものを使っています。
体調観察に使っている道具
シニア準備期に入ると、毎日の体調変化を「数字」で見る習慣がほしくなります。我が家ではペット用体温計を導入してから、ふくの平熱(38.5度前後)が分かったので、ちょっと元気が無い日に体温を測って判断材料にしています。
平熱を知っていることは、いざという時の獣医への情報提供に役立ちます。フード切替期や季節の変わり目は週1回程度の体温チェックを私はおすすめします。
結局、和漢みらいは続けるか?
我が家では、月の半分は和漢みらい・残り半分はモグワンシニアというローテーションで続けています。理由は2つ。
- 単独運用だと食いつきにムラが出る(ふくの個体差)
- 1種類に依存するのが食事的にも家計的にも怖い
「これだけで十分」と言えるフードは、私の中では存在しません。複数を季節・体調で使い分けるのが、飼い主としての安心材料になっています。
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まとめ
- 和漢みらいは「シニア準備期から本格シニア期」向けに考えると合理的
- 劇的な変化を期待するフードではない。地味な体調管理用
- 値段・香り・入手経路の3点が弱点
- 切替は必ず2週間以上かけて段階的に
- 単独運用より他フードとのローテーションが現実的
繰り返しになりますが、私は獣医ではありません。慢性疾患・服薬中の子は和漢素材との相互作用がある可能性があるので、必ずかかりつけ医に相談してから切替えてください。柴犬は痛みや不調を隠す犬種です。フード切替期は普段より便・食欲・体重・元気の4点を細かく観察してあげるのが大切だと思います。
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この記事を書いている人
久保里奈(くぼ りな・39歳)
神奈川県逗子市在住のフリーランスデザイナー。
柴犬「ふく(メス・6歳)」「あん(オス・2歳)」と暮らしています。
柴犬専門で10年、咬みつき癖や手作りごはんの試行錯誤の記録を綴っています。
タグ: #ドッグフード#老犬食#ふくの記録