手作りごはんに使える野菜・絶対NGな野菜リスト — 我が家の運用ルール
ふくが5歳を過ぎてから手作りごはんに切り替えて、もう4年近くになります。最初はどの野菜を使っていいか迷いまくって、何冊も本を読んで、獣医にもしつこく聞きました。今では我が家で使う野菜・避ける野菜がほぼ固定されたので、その運用ルールを共有します。
獣医ではないので、最終判断はかかりつけ医にお願いしたいのですが、「最初の整理に使えるリスト」として読んでもらえればうれしいです。
我が家でよく使う野菜(OKリスト)
毎週の手作りで定番として使っているのが下記の野菜です。すべて加熱・細かく切る・初回は少量から、を守っています。
1. にんじん
ベータカロテンが豊富で、加熱すると甘みが出るので食いつきが良い。生のままだと消化が悪いので、必ず茹でるかすりおろして加熱します。我が家では一口大に切って蒸して、フードに混ぜることが多いです。
2. かぼちゃ
食物繊維が豊富で、便秘気味のときに役立ちます。これも蒸して潰して使う。皮は固いので、必ず取り除いています。
3. ブロッコリー
ビタミンCとカルシウム源として。茎は固いので穂先だけを使い、軽く茹でて細かく刻みます。生のキャベツやブロッコリーを大量に与えると甲状腺機能に影響するという説があるので、加熱と少量を守るのがルール。
4. キャベツ
水分とビタミンUが補給できます。生はNG、必ず加熱・細かく刻む。我が家では味噌汁の具を作るタイミングで、犬用に味付け前のキャベツを取り分けています。
5. 白菜
冬場の定番。水分が多いので、夏の脱水気味のときにも使います。芯は固いので除いて、葉だけを軽く茹でて使用。
6. さつまいも
これはふくとあんの大好物。蒸して潰して、おやつ代わりにも使います。糖質が多いので、与えすぎると体重が増えやすい。1日大さじ2まで、と決めています。
7. きゅうり
夏場の水分補給に。生のままで小さく切って与えてもOK。ただし冷えすぎたものはお腹を壊しやすいので、冷蔵庫から出して常温に戻してから。
判断に迷う野菜(条件付きで使う)
次のグループは、量や調理法に注意して使っているもの。
トマト
完熟したものは少量ならOKというのが我が家の運用。ただし未熟なトマト・茎・葉はNG(ソラニンを含む)。皮も消化が悪いので湯むきしてから使います。
ほうれん草
シュウ酸が多くて結石リスクがあるので、茹でこぼしてから使うのがルール。少量なら問題ないと獣医にも言われましたが、我が家では月に2〜3回、おまけ程度に。
じゃがいも
加熱したものはOK。ただし芽と緑色の部分は絶対NG(ソラニン)。皮も心配なので、必ず剥いてから使っています。
きのこ類
しいたけ・しめじ・えのきは加熱すれば少量OKと言われていますが、消化が悪い印象。野生のきのこは絶対NG(中毒リスク)。我が家ではあまり使っていません。
絶対NGな野菜・食材リスト
これは獣医にも本にも載っている、犬に与えてはいけない代表的な食材です。少量でも与えないのが鉄則。
1. ねぎ類(玉ねぎ・長ねぎ・にら・にんにく)
赤血球を破壊して溶血性貧血を起こします。加熱しても、エキスが出た汁でもNG。人間の味噌汁・ハンバーグ・カレーなど、ねぎ類が入っているものは絶対に与えない。我が家では床に落ちた料理を拾い食いされないよう、調理中はリビングに犬を入れません。
2. アボカド
ペルシンという成分が中毒を起こします。実も種も葉も全部NG。
3. ぶどう・レーズン
腎不全のリスク。ごく少量でも症状が出ることがあるので、絶対に与えない。
4. ナッツ類(マカダミア・くるみ等)
中毒・消化器症状のリスク。落ちたピーナッツも拾わせないように注意しています。
5. 生のじゃがいもの芽・緑の皮
ソラニン中毒。
6. 銀杏
中毒。秋の散歩で落ちているのを拾い食いしないよう、特に注意する季節があります。
迷ったときの基本ルール:「人間が普通に食べないもの・調味料・加工食品」は犬にも与えない。これだけ守るとかなり安全です。
食器と器具を見直す
野菜を毎日刻むようになって、まな板と包丁を犬用に分けました。人間用と共用すると、ねぎ類のエキスが移るリスクがあるので、ここはけちらず分けたほうがいい。
野菜を細かく刻む手間を減らすなら、フードプロセッサーが便利です。
ついでに、手作りごはんを始めると食事中の姿勢も気になります。我が家ではふくが6歳を過ぎてから、首を下げる姿勢が負担そうだったので、高さ調整できるスタンドに変えました。
手作り100%にできない日のための保険
毎日全部手作りはきついので、我が家では3〜4割を市販フード、残りを手作りで補っています。市販フードもヒューマングレード基準のものを選ぶことで、原材料の安心感を確保。
手作り寄りのフードと組み合わせるなら、こちらも候補です。
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まとめ
- OKリスト(にんじん・かぼちゃ・ブロッコリー等)は加熱・刻み・少量から
- 判断に迷う野菜(トマト・ほうれん草・じゃがいも等)は条件付きで運用
- ねぎ類・アボカド・ぶどう・ナッツ類は絶対NG
- 「人間が普通に食べないもの」は犬にも与えない
- 包丁・まな板は犬用に分けるのが安全
- 手作り100%にこだわらず、市販フードと組み合わせる
繰り返しになりますが、最終判断はかかりつけ医に相談してください。特にアレルギーや持病がある子は、新しい食材を試す前に獣医のチェックを受けるのが安心です。柴犬は隠す犬種なので、食後の体調変化(かゆがる・お腹がゆるい・元気がない)を見逃さないように、最初の数日は注意深く観察してあげてほしいです。
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この記事を書いている人
久保里奈(くぼ りな・39歳)
神奈川県逗子市在住のフリーランスデザイナー。
柴犬「ふく(メス・6歳)」「あん(オス・2歳)」と暮らしています。
柴犬専門で10年、咬みつき癖や手作りごはんの試行錯誤の記録を綴っています。
タグ: #手作りごはん#食材#栄養バランス