耳掃除のやり方 — 柴犬の外耳炎を予防する我が家のルーティン
「柴犬は立ち耳だから耳のトラブル少ないですよ」と買う前に言われていたんですが、これは半分ホント半分ウソでした。ふくは5歳の時に軽い外耳炎で動物病院にお世話になったことがあります。
この記事は、その経験から学んで、今うちでやっている耳掃除のルーティンの話です。獣医ではないので一般論として読んでください、個別判断は必ずかかりつけ医に相談を。
立ち耳でも外耳炎になる — うちの場合
ふくが外耳炎になったきっかけは、夏のシャンプー後でした。耳の中をしっかり拭けていなくて、湿った状態が続いたのが原因と診断されました。立ち耳は通気性がいいので確かに垂れ耳より外耳炎リスクは低いんですが、ゼロではないんです。
サインは、頭を振る回数が増える・耳の中が赤い・茶色い耳垢が溜まる、の3つでした。獣医に行ったら「軽い外耳炎」と診断されて、点耳薬を1週間で完治。それ以来、月2回の耳掃除を習慣にしています。
うちの耳掃除ルーティン — 月2回・3分で完了
獣医のトリマーさんに教わった方法を、うちは2年続けています。
手順:
- 耳掃除液をコットンに少量つける
- 耳の入り口の見える範囲だけを優しく拭く
- 反対の耳も同様に
- 終わったらおやつ
これだけです。奥まで綿棒を入れないのが鉄則で、犬の耳はL字型に曲がっているので、奥に押し込むと逆に汚れを詰めてしまいます。トリマーさんいわく「見える範囲だけで十分、奥は犬自身が振って出します」とのこと。
耳掃除液は何を使うか
うちで使っているのは、薬局でも買える低刺激のタイプです。アルコール濃度が低いものを選んでいます。獣医に処方されたものでも市販のものでも、ラベルで成分を確認するのが大事です。
合わない子はかゆがる・赤くなることがあるので、初めて使う時は少量で様子見してください。ふくは大丈夫でしたが、知人の柴犬は別商品で皮膚反応が出たことがあるそうです。
シャンプー後のケア — ここが一番大事
外耳炎の予防で一番重要なのは、シャンプー後の耳ケアです。うちでは以下を必ず守っています。
- シャンプー中は耳の中に水が入らないようコットンで栓をする
- シャンプー後はタオルで耳の入り口だけ優しく拭く
- ドライヤーは耳の中ではなく頭周辺に当てて、間接的に乾かす
- 乾燥後、耳掃除液を1滴つけて拭き取る
シャンプー自体も、低刺激タイプにしてからは耳トラブルが激減しました。柴犬は皮膚が敏感な犬種なので、人間用シャンプーや強い洗浄成分のものは避けたほうが無難です。香料が強すぎないものを選ぶようにしています。
季節別の注意点 — 梅雨と夏が要注意
うちでは、6〜9月の高湿度シーズンは耳掃除を月3回に増やしています。湿気が多い時期は耳の中が乾きにくく、雑菌が繁殖しやすいんだそうです。
逆に冬は乾燥するので、月1回でも問題ない印象。季節で頻度を変えるのが、私が試行錯誤して落ち着いた答えです。
逗子市は海が近くて湿気が高い土地柄なので、気候によって変えるのは結構効きました。
やってはいけないこと — 私が反省したNG行動
正直に書くと、ふくが外耳炎になる前、私はいくつかNG行動をしていました。反省点として記録しておきます。
- 綿棒を奥まで突っ込む:これが一番ダメ、汚れを奥に押し込みます
- シャンプー直後にすぐ寝かせる:耳の中が乾く前にうつ伏せになって悪化
- 嫌がるのに無理やり続ける:ふくはこれで耳掃除自体を嫌うように
- 獣医に相談せず市販薬を使う:軽症が悪化する可能性あり
フードと耳トラブルの関係
これは獣医に教わった話なんですが、外耳炎の中には食物アレルギーが関係しているケースもあるそうです。ふくは検査で「食物アレルギーは出ていない」と分かりましたが、念のため穀物が少ないフードに切り替えました。
ただし、フード変更で耳トラブルが治る保証はないので、まず獣医での診断が先。フードはあくまで「アレルギー検査陰性なら、念のため」程度の位置付けで考えています。
耳掃除を嫌がる子への慣らし方
ふくも最初は耳掃除が大嫌いでした。爪切りと同じで、足や顔周りを触られるのを嫌がる子は多いです。
うちでやったのは、爪切りの慣らし方と同じで、最初は耳の入り口を1秒触っておやつ、を1週間。それから2秒、3秒と伸ばして、2週間後にやっと耳掃除液を使えるようになりました。
無理にやると、ふくは耳掃除自体を嫌うようになります。気長に、お互い疲れない範囲で続けるのが結局一番の近道でした。
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まとめ
- 立ち耳でも外耳炎になる、油断禁物
- 月2回・見える範囲だけ・3分で完了が基本
- シャンプー後の耳の乾燥が最重要
- 梅雨〜夏は頻度を増やす
- 異常があったら自己判断せず獣医へ
繰り返しますが、私は獣医ではないので、耳の異常(赤み・茶色い分泌物・強い臭い・かゆがる)があったら必ず動物病院で診てもらってください。耳のトラブルは放っておくと慢性化して大変なので、早めの受診が結局は一番ラクです。
この記事を書いている人
久保里奈(くぼ りな・39歳)
神奈川県逗子市在住のフリーランスデザイナー。
柴犬「ふく(メス・6歳)」「あん(オス・2歳)」と暮らしています。
柴犬専門で10年、咬みつき癖や手作りごはんの試行錯誤の記録を綴っています。
タグ: #病気サイン#失敗談#夏ケア#逗子