デンタルケア3種比較 — 歯ブラシ・ガム・ふりかけを実際に試した話

「ふく、口開けて〜」と言って素直に口を開ける柴犬は、たぶん全国でも少数派だと思います。うちのふくは6歳ですが、未だに歯ブラシは半分嫌々です。あんは2歳で、まだ慣らし中。

この記事は、歯ブラシ・デンタルガム・ふりかけ系サプリの3種を、うちで実際に試した結果の比較です。獣医ではないので一般論として、参考程度に読んでください。

なぜ柴犬のデンタルケアが大事か — うちなりの背景

獣医に教わった話だと、犬の歯周病は3歳以上の8割がかかっていると言われるそうです。歯石が溜まると歯周病に進行して、最悪の場合は心臓や腎臓にも影響することがあるとのこと。

ふくは5歳の健康診断で「軽い歯石あり、ケア強化を」と言われたのがきっかけで、本格的にデンタルケアに取り組み始めました。それまでは月1回ぐらいの適当な歯磨きで済ませていて、反省しています。

方法1:歯ブラシ — 効果は最強、ただし慣らしが大変

獣医・トリマーさんの間で「歯磨きで歯石予防に勝るものはない」というのは共通見解みたいです。うちも結論としては歯ブラシメインで運用しています。

うちで使っているのは犬用の歯ブラシと歯磨きペースト。ペーストは犬が舐めても安全なタイプで、人間用は絶対にダメです(キシリトールが含まれていることがあって、犬には毒)。柴犬の口は人間より小さいので、ヘッドが小さい歯ブラシがおすすめ。

慣らし方は爪切りや耳掃除と同じで、最初は唇をめくる練習から1ヶ月、次に指で歯を触る練習を1ヶ月、それから歯ブラシを見せる、と段階的に。ふくの場合、ここまでに3ヶ月かかりました。

頻度はうちでは週3〜4回にしています。毎日できればベストですが、現実的に難しい日もあるので、無理しない範囲で続けることを優先。

方法2:デンタルガム — 補助としては優秀

歯ブラシだけだと続かない日があるので、補助としてデンタルガムも併用しています。獣医監修・着色料無添加のものを選んでいます。

ガムは噛む動作で歯石が落ちる仕組みらしく、特に奥歯に効くという話。ただしガムだけで歯磨きの代わりにはならないと獣医に念押しされました。あくまで補助。

うちでは週2〜3回、おやつタイムに1本という頻度。カロリーが結構あるので、これを与える日は通常のおやつを抜いて調整しています。

方法3:ふりかけ系サプリ — 一番ラクだが効果はマイルド

歯磨きをどうしても嫌がる時期に試したのが、ごはんに振りかけるタイプのデンタルケアサプリです。

これのメリットは「ふくが嫌がらない」こと、これだけで価値があります。デメリットは効果がマイルドで、これだけで歯石予防は厳しいこと。歯ブラシを続けられない時の保険として捉えています。

うちでは、家族で旅行する週や繁忙期で歯磨きが疎かになる週に、ふりかけサプリを毎日のごはんに混ぜて、罪悪感を減らしています。

フードと口腔ケアの関係

獣医に「グレインフリーや穀物が少ないフードのほうが歯石が付きにくい子もいます」と教わってから、ふくのフードも見直しました。

これは効果保証ではなく、うちの場合の話です。フード単独で歯石が劇的に減るわけではありませんが、複合的な要因として影響はあるみたい、というのが獣医の見解でした。

比較表 — うちの体感

3種を比較した私の体感をまとめると、以下のような感じです。

方法効果続けやすさコストうちの位置付け
歯ブラシ△(慣らし要)安いメイン
デンタルガム補助
ふりかけサプリ保険

メイン1種+補助2種の組み合わせが、ふくとあんで2年運用していて落ち着いた形です。

1年に1回のプロケアは必須

家でのケアをどんなに頑張っても、限界があります。獣医によっては1〜2年に1回のスケーリング(全身麻酔下での歯石除去)を勧められることもあるそうです。

ふくは6歳ですがまだスケーリングはしていなくて、年1回の健康診断で「現状維持で大丈夫」と言われています。これは家でのケアが効いている証拠かなと思っていて、続ける励みになっています。

ただ、スケーリングが必要かどうかは獣医の判断なので、自己判断はしないこと。全身麻酔のリスクもあるので、メリットとデメリットを獣医とよく相談するのが大事だと思います。

やってみて効かなかったこと

  • 指サック型ブラシだけ:奥歯に届かなくて効果が薄い
  • 歯磨きおやつだけ:これで満足してしまい本当の歯磨きをサボる原因に
  • 強引に押さえつけて磨く:ふくは余計に歯ブラシ嫌いになりました
  • 人間用の歯磨き粉:絶対NG、獣医に厳しく言われました

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まとめ

  • 歯ブラシをメインに、ガムとふりかけは補助として使う
  • 慣らしは3ヶ月かけて段階的に、無理は禁物
  • 人間用歯磨き粉は絶対NG、犬用ペースト必須
  • 年1回の健康診断で歯のチェックを必ず受ける
  • スケーリングの必要性は獣医判断、自己判断しない

繰り返しますが、私は獣医ではないので、口腔の異常(口臭がきつい・歯茎の腫れ・出血・食欲低下)があったら必ず動物病院で診てもらってください。柴犬は痛みを隠す犬種なので、歯のトラブルが進行していることも多いそうです。「いつもと違う」を感じたら、早めの受診を心掛けています。

この記事を書いている人

久保里奈(くぼ りな・39歳)
神奈川県逗子市在住のフリーランスデザイナー。 柴犬「ふく(メス・6歳)」「あん(オス・2歳)」と暮らしています。 柴犬専門で10年、咬みつき癖や手作りごはんの試行錯誤の記録を綴っています。

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タグ: #歯磨き#シニア期#失敗談